忙しい現代人にとって、スマホでの勉強はありがたいです。若年層のスマホ普及率は7割に達しているそうで、アプリも日々進化しております。
ここでは英検やTOEICなどで出題される単語の勉強について役立つアプリをいくつか紹介ます。
1.8000単語(スペースアルク)
レベル別に分かれており、かなりの難度の高い単語まで含まれています。
アプリを起動すると、「フラッシュカード」のように「日本語→英語」「日本語→英語」と画面に出てきます。そこで英語をインプットします。しかも音声付なのもありがたいです。
次に、英単語が表示され、その下に日本語が3択で出題されます。万が一間違えると、間違えた問題が繰り返し出題されます。しかも選択肢の順番が入れ替わっています。
3択問題の後は、アルファベットを並べ替えて単語を作るという作業になります。ここでま徹底しているアプリはないでしょう。
アルファベットの並べ替えが無事に済んだら、次に「日本語と、英語が3択」の画面に移ります。英単語も微妙につづりが異なっているので、これも間違うと後でしつこく出題されます。2回間違うと「ブラックリスト」入りとなります。
2. 新TOEICテスト 英単語・熟語 マスタリー2000(旺文社)
単語が「頻度Rank A」「頻度Rank B」「頻度Rank C」「頻度Rank D」「熟語」「ビジネス単語」に分かれています。すべて合わせて2200もの単語と熟語が収録されており、しかも「出る順」になっているので、旺文社スタイルが十分に生かされています。
アプリを開始すると、まず最初に単語を覚えるページが出ます。こちらはフラッシュカード形式ではなく、最初から「単語と日本語」が出てきており、音声が流れます。
次に、「覚えた単語を確認する」というところに進みます。ここでは「英単語」しか表示されていません。自分で意味を思い出す作業をします。そして「タップして意味を表示」を押せば、意味の確認ができます。
最後に「問題にトライする」に移ります。ここでは、英単語があらかじめ表示されており、日本語の4択になります。
3. キクタン[TOEIC]990(スペースアルク)
さすが英語教材の老舗、というアプリです。
1日ごとの学習設定ができており、学習を忘れていてもアラームで教えてくれます。しかも日を追うごとに「全単語のうち何パーセント勉強したか」が円グラフで表されるので、とてもやる気が出るアプリです。
まずは、アプリ画面左下の「チャンツ」から始めてください。このチャンツはリズミカルなミュージックがバックグラウンドに流れ、同時に5個ずつ「英語→日本語→英語→日本語・・・」、そして同じ5個が「英語→英語→英語・・・」のように続きます。とてもテンポがよく、スッと20個の単語が頭に入ってきます。
そして「学習スタート」ボタンを押すと、「英単語と日本語」が画面に表示されます。ここで再度確認をした後、右上の「テスト」に移ります。
テストでは英単語が表示されており、日本語が4択で選べるようになっています。
他にも様々なアプリがありますが、「1日20個」や「1回15個」のようにある程度細かく分けてくれてあり、そしてモチベーションを上げてくれるようなアプリが使いやすいです。
単語を書いて覚えるよりも、何度も繰り返して使うことができるので、ある受験生は「今まで1冊の単語帳をやるのにかなりの日数がかかったけど、アプリでやれば1冊を1週間で終えました」とうれしい報告がありました。