1日の生活を英語で言ってみる

確かに試験対策のために英単語を覚える人がほとんどでしょうが、実際は使えるようになった方がもっと英単語を覚える楽しみがまします。そこで1日の生活を英語で表現できるようになりましょう。

今回は平日の会社員を想定して説明します。

1. 朝

・I get up at six every day.「毎日6時に起きる」
・I eat breakfast at six fifteen.「6時15分に朝食を食べる」
・I brush my teeth.「歯を磨く」
・I wash my face.「顔を洗う」
・I put on a suit.「スーツを着る」
・I leave home at seven.「7時に家を出る」
・I run to the station.「駅まで走る」
・I take the 7:30 train.「7時30分の電車に乗る」
・I put on earphones.「イヤホンをつける」
・I listen to my favorie music.「お気に入りの音楽を聞く」
・I read a newspaper.「新聞を読む」
・I check my e-mail on the train.「電車で電子メールを確認する」
・I check the latest news on my cellphone.「携帯電話で最新のニュースを確認する」

2. 会社

・I get to my head office.「本社に到着する」
・I star up a computer.「パソコンを起動する」
・I confirm e-mail.「電子メールを確認する」
・I write an e-mail.「電子メールを書く」
・I send an e-mail.「電子メールを送る」
・I make coffee.「コーヒーを入れる」
・I send the document by fax.「ファックスで書類を送る」
・I submit the approval documents.「稟議書を提出する」
・I give directions to my subordinates.「部下に指示を出す」
・I attend the regular management meeting.「定例の経営会議に出席する」
・I buy a box lunch at the nearest convenience store.「最寄りのコンビニで弁当を買う」
・I work overtime.「残業をする」

3. 帰宅

・I leave my office at nine p.m. 「午後9時に会社を出る」
・I drink for a change.「気晴らしに飲みに行く」
・I sing my favorite song at karaoke.「カラオケでお気に入りの歌を歌う」
・I get home at midnight.「真夜中に帰宅する」
・I take a bath.「風呂に入る」
・I exchage e-mails with my girlfriend.「彼女と電子メールのやり取りをする」

今回表現したのは簡単なものばかりです。
自分の生活にあった表現を洗い出し、英語に直してみましょう。「これ、何て言うのかな」「この単語は何だろう」と身の回りのものを英語で言えるようになるととても楽しくなります。

また、ビジネス英語を身につければTOEICなどでも効果抜群ですので、是非トライしてみてください。

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スマホを利用した英単語暗記法

忙しい現代人にとって、スマホでの勉強はありがたいです。若年層のスマホ普及率は7割に達しているそうで、アプリも日々進化しております。

ここでは英検やTOEICなどで出題される単語の勉強について役立つアプリをいくつか紹介ます。

1.8000単語(スペースアルク)

レベル別に分かれており、かなりの難度の高い単語まで含まれています。

アプリを起動すると、「フラッシュカード」のように「日本語→英語」「日本語→英語」と画面に出てきます。そこで英語をインプットします。しかも音声付なのもありがたいです。

次に、英単語が表示され、その下に日本語が3択で出題されます。万が一間違えると、間違えた問題が繰り返し出題されます。しかも選択肢の順番が入れ替わっています。

3択問題の後は、アルファベットを並べ替えて単語を作るという作業になります。ここでま徹底しているアプリはないでしょう。

アルファベットの並べ替えが無事に済んだら、次に「日本語と、英語が3択」の画面に移ります。英単語も微妙につづりが異なっているので、これも間違うと後でしつこく出題されます。2回間違うと「ブラックリスト」入りとなります。

2. 新TOEICテスト 英単語・熟語 マスタリー2000(旺文社)

単語が「頻度Rank A」「頻度Rank B」「頻度Rank C」「頻度Rank D」「熟語」「ビジネス単語」に分かれています。すべて合わせて2200もの単語と熟語が収録されており、しかも「出る順」になっているので、旺文社スタイルが十分に生かされています。

アプリを開始すると、まず最初に単語を覚えるページが出ます。こちらはフラッシュカード形式ではなく、最初から「単語と日本語」が出てきており、音声が流れます。

次に、「覚えた単語を確認する」というところに進みます。ここでは「英単語」しか表示されていません。自分で意味を思い出す作業をします。そして「タップして意味を表示」を押せば、意味の確認ができます。

最後に「問題にトライする」に移ります。ここでは、英単語があらかじめ表示されており、日本語の4択になります。

3. キクタン[TOEIC]990(スペースアルク)

さすが英語教材の老舗、というアプリです。

1日ごとの学習設定ができており、学習を忘れていてもアラームで教えてくれます。しかも日を追うごとに「全単語のうち何パーセント勉強したか」が円グラフで表されるので、とてもやる気が出るアプリです。

まずは、アプリ画面左下の「チャンツ」から始めてください。このチャンツはリズミカルなミュージックがバックグラウンドに流れ、同時に5個ずつ「英語→日本語→英語→日本語・・・」、そして同じ5個が「英語→英語→英語・・・」のように続きます。とてもテンポがよく、スッと20個の単語が頭に入ってきます。

そして「学習スタート」ボタンを押すと、「英単語と日本語」が画面に表示されます。ここで再度確認をした後、右上の「テスト」に移ります。

テストでは英単語が表示されており、日本語が4択で選べるようになっています。

他にも様々なアプリがありますが、「1日20個」や「1回15個」のようにある程度細かく分けてくれてあり、そしてモチベーションを上げてくれるようなアプリが使いやすいです。

単語を書いて覚えるよりも、何度も繰り返して使うことができるので、ある受験生は「今まで1冊の単語帳をやるのにかなりの日数がかかったけど、アプリでやれば1冊を1週間で終えました」とうれしい報告がありました。

核となる意味を押さえながら関連付ける方法

英単語をある程度覚えた学習者には、「似たような意味の単語には一体どのような違いがあるのか」という疑問が湧いてくることがよくあります。つまり、その単語の語法について疑問を持ちます。

1. 語法で見分ける

例えば「~できる」という単語をとりあげましょう。

思いつくだけでも、“can”“be able to”“capable”“possible”があります。

こんな問題があったとしてください。

She is(  )of teaching French.
「彼女はフランス語を教えることができます」

ここでは“capable”を入れます。実は“capable”は“be capable of+~ing”で使うというルールがあるからです。

次はどうでしょうか。

She is( able, possible )to speak English.
「彼女は英語を話すことができる」

ここでは“able”を選びます。“possible”は原則として「人を主語にはとれない語」です。ですから、“possible”を使う場合は、“It is possible for her to speak English.”のように、“It is possilbe for A to do ~”を使うのが普通です。

このように、「~できる」という意味の単語をバラバラに覚えていても実際に問題を解くときには、それぞれの「語法」を覚えないといけません。つまり、「似たような意味のグループを作る」ことが大事なのです。

2. 品詞で見分ける

次に、「似たような単語」を取り上げます。

She kept( silent, silence, silently )during the meeting.

ここでは「接尾語」に注目します。一部の例外を除き、原則として次のルールがあてはまります。

・“silent”のように-entが付く場合は「形容詞」
・“silence”のように-enceが付く場合は「名詞」
・“silently”のように-lyが付く場合は「副詞」

上の英文は「彼女は会議の間、沈黙したままだった」です。

keepの後ろには補語が来ます。補語は「名詞または形容詞」です。これで副詞の“silently”は除外されます。

次に文型で考えます。“She kept+補語”はSVCです。
SVCは「第2文型」で、その特徴はVをbe動詞に変えることができ、さらにS=Cを作ります。

・She=silent(彼女=沈黙した)
・She=silnce(彼女=沈黙〈というモノ〉)

答えは形容詞“silent”ですね。

この「品詞による見分け」はTOEICのPART5では頻出パターンです。たとえ英文の意味や与えられている単語の意味が分からなくても、接尾語を手掛かりに品詞を見抜くことができるからです。

3. 自動詞か他動詞かで見分ける

最後に「自動詞」「他動詞」を取り上げます。

英検に頻出なのが“raise”“grow up”です。

She( raised, raised up )the child.
「彼女はその子供を育てた」

“raise”は「他動詞」です。他動詞の場合は動詞の後ろに直接名詞を持ってきます。つまり、“up”のような副詞は挟みません。
ですので、答えは“raised”です。

She was( raised, grown up )by her grandmother.
「彼女は祖母に育てられた」

答えは“raised”です。“grow up”は「〈主語が〉育つ」という意味の自動詞で、そもそも目的語を必要としません。ですから、「受動態が存在しない」ということになります。

音読しながら英単語を覚える方法

英単語を覚える様子を見ていると、様々なタイプに分かれるのが分かります。

・書いて覚える
・目で見て覚える
・聞いて覚える
・声に出して覚える
・語源に注目して覚える
・接頭語、接尾語から覚える

どの勉強方法も素晴らしい勉強方法ですが、特に最近は「音読ブーム」もあり、音読を活用した勉強方法を取り入れている学習者も多いです。

しかし、あなたの音読方法は間違っていませんか。「音読をすれば英語が覚えられる、話せる」と単純につなげていませんか。

実は音読はもっと奥が深いのです。

1.音読の目的

そもそも音読の目的とは何でしょうか。
音読は何も英語に限ったことではない。国語でも使えるだろうし、歌詞を覚えることにも使える。歴史を覚えることも使えるだろうし、ダンスの振り付けを覚えることにも使えるだろう。仕事では内容の確認や作業工程の確認など、声に出すことで「意識が高まる」のである。つまり、「目だけでなく、口、耳を使うことで体全体で理解する」というのが音読の目的です。

ですから、「正確に」「繰り返して」行うことが必要なのです。

つまり、英語の場合「ネイティブと同じ発音、リズム、テンポ」で音読しなければ意味がないですし、最低でも20回以上の音読をしなければなりません。英語に限って言えば、「リスニングの力」「スピーキングの力」をつけることも大きな目的の1つなのです。

簡単なようで奥が深いのです。

2. 音読のしかた

意味が分かっていない単語や文章を何回読んでも意味がありません。
少なくともきちんと意味を理解してから音読に取り組まなければなりません。

特に単語に関しては、「ひたすら音読をしたから単語が書ける」というわけではありません。まずは、音読をする前に、書く練習をし、単語のイメージを頭に植え付けてから音読にあたるべきです。

発音もアクセントも正確に。そうでないと、英検やTOEIC、TOEFLのリスニングでは対応できません。

例えば、heart、hurt、heardを考えてください。

heartの[ear]と、hurtの[ur]と、heardの[ear]の発音は同じですか。それとも違いますか。

実は、hurtとheardの[ur]と[ear]は同じ発音ですが、heartの[ear]は異なりまり。

またthingを「スィ・ン・グ」と発音していませんか。特に最後の「グ」。本来はngは鼻から息が抜けるような感じで発音するため、はっきりと「グ」とは言いません。

boatとboughtはどうですか。[oa]と[ou]の違いは分かりますか。boatの[oa]は「オウ」、boughtの[ou]は「オー」です。

imageはどうでしょう。「イメージ」と発音していませんか。[a]の部分は「イ」です。「イミジ」のような感じの発音になります。

desertはどうでしょう。最初のeを強く読めば「砂漠」、後ろのeを強く読めば「見捨てる」です。このように同じ単語でも「名詞は前の方を、動詞は後ろの方を強く読む」といういわゆる「名前動後」の語もたくさんあります。

「覚えられればよい」という学習方法は短期的に見れば効率が良いかもしれませんが、長い目で見れば「単に読むだけ」の学習方法では厳しいです。これからどんどん国際化の波が押し寄せ、多くの外国人が日本を訪れ、学校では英語が使われるようになるでしょう。

小手先だけの音読はもうやめませんか。