英単語を覚える際に、あるカテゴリーでグループ化すると覚えやすくなります。
英検やTOEIC、TOEFLで狙われやすいものを中心にグループ化していきます。
1.自動詞と他動詞
動詞には「自動詞」と「他動詞」があります。
・自動詞・・・目的語(名詞)を必要としないもの
・他動詞・・・目的語(名詞)が必要なもの
もっと試験対策的に言うと、動詞の後ろに前置詞が不要なのは他動詞です。
例えば、( )with Aとなっていれば( )には自動詞が入ります。( )Aとなっていれば、他動詞が入ります。
ここでは「前置詞をつけてしまいそうでつけてはいけない他動詞」をまとめます。
・discuss「~について議論する」 ×discuss about
・marry「~と結婚する」 ×marry with
・mention「~について言及する」 ×mention about
・enter「~に入る」 ×enter into
・attend「~に出席する」 ×attend at
・approach「~に近づく」 ×approach to
・resemble「~に似ている」 ×resemble with
2. SVOOでSVO to Oをとる動詞
・give 人+物 → give 物 to 人
・show 人+物 → show 物 to 人
・teach 人+物 → teach 物 to 人
3. SVOOでSVO for Oをとる動詞
・buy 人+物 → buy 物 for 人
・make 人+物 → make 物 for 人
・cook 人+物 → cook 物 for 人
4. SVOCで狙われる動詞
・leave OC「OをCのままにしておく」
・keep OC「OをCのままにしておく」
・believe OC「OをCと信じる」
・find OC「OがCだと分かる」
・elect OC「OをCに選ぶ」
・call OC「OをCと呼ぶ」
5.「AをBとみなす」
・regard A as B
・see A as B
・view A as B
・think of A as B
・look on A as B
・consider A(to be)B
6. 複数形にしてはいけない名詞
・police「警察」
・furniture「家具」
・information「情報」
・work「仕事」 → 「作品」ならばworksは可
・homework「宿題」 → assignmentsは可
7. 使役動詞の語法
・make+O+原形 「Oに(強制的に)~させる」
・let+O+原形 「(許可をして)Oに~させる」
・have+O+原形 「Oに~してもらいたい」
・get+O+to 原形 「Oに~してもらいたい」
8. haveとgetの語法
・have+O+過去分詞 「Oを~してもらう、~される」
・get+O+過去分詞 「Oを~してもらう、~される」
9. V+O+to 原形をとる動詞
・ask O to 原形 「Oに~するように頼む」
・tell O to 原形 「Oに~するように言う」
・want O to 原形 「Oに~してもらいたい」
・enable O to 原形 「Oが~できる」
・allow O to 原形 「Oが~するのを許す」
・persuade O to 原形 「Oが~するのを説得する」
このように、「文法・語法的な使い方」でカテゴリーを作ると後々過去問を解いているときに正答率があがります。